代表
安達 伸彦
大手企業で中間管理職として働いていた私は、思いのままに行動ができないことにストレスが溜まっていました。生け花に出会い、先生に言われるままに基本をみっちりと叩き込まれまれてからは、自分と花との対話がはじまりました。
生け花は同じ花材でも、他人が生けたのとはまったく違った仕上がりになります。自分の中でこうしたいというものが見つかり、練習を重ねるごとに具現化できるようになっていく。そして、「自分なりにキレイに生け上がった!」と感じるようになり、インスタなどへアップすると多くの人から評価いただく。自分が認められた気持ちになる。また新たにこうしたほうが良いというものが見つかる。それは、会社生活では味わえない醍醐味です。
実は仕事が忙しくなり、人間関係の問題もあって、メンタル疾患を患った時期がありました。そんな時に、生け花関係の皆さんから声をかけていただいたのです。会社以外のところで身近に仲間がいる、しかも世代を超えた仲間がいることに大変感謝しました。ほかの流派の方とも仲良くなり、流派を超えて生け花談義で盛り上がっています。日本文化を背負う気概をもった仲間との交流は、かけがえのないものです。さまざまな側面で、生け花の良さを多くの人に伝えていこうと思っています。
- 資格・所属
いけばな八代流正教授1級
ICA国際コーチ協会ポーテンシャルコーチ
茶道表千家講師- 経歴
2007年:八代流入門 八代流にてその礎を築く。
2008年:ICA国際コーチ協会認定ポテンシャルコーチ資格取得
2010年~:ACA(Art and Culture Association)会員
2015年:イタリア万博日本館内迎賓館に作品展示
2017年~:中日いけばな展会員
2018年~:日本いけばな芸術協会会員 金山校、日進校(閉校中)を担当
松坂屋・ミッドランド・大丸百貨店・高島屋・熱田神宮など、さまざまな展示会で作品を精力的に出展しています。